周防大島おかだ歯科医院院長のブログ

今までたどった道を振り返ってみます。公開していますが、基本自分のために書いています。

スキー板

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スキー板

小学校入学前後の頃鳥取の境港にいた。雪が積もり休校という日もあるほど積雪があり、放課後は空き地の小山でジャンプ大会をしたものだ。小学校2年の末には島に引っ越したので、スキーはそれ以来しなかったが、大学の時再開した。右は家にある板。

スキー板にも色々性格がある。

一番左は筋力のない人にも優しいがスピードは危なくて出せない軽自動車のような板。

左から2,3番目は欠点のないオールマイティな一日中付けていられる板、国産エコカー。次は雪を噛んだら離さないレーシングカー。思った通りに軌跡を描くが、いいかげんな走りはできず疲れる、ポルシェのよう。一番右は高速安定性が高く、飛ばせば飛ばすほど板が喜ぶ。普通のウェアーが邪魔になる速度で競う、十分な体重と筋力が必要な新幹線。

二人の子供がスキー部だったので得た知識。

鳥取の頃はストックは柄は竹、ストックの先の輪っかは籐細工、スキー本体は木で、ストーブで灰色のワックスを溶かして滑走面に塗り付けていた。ブーツじゃなくてビニール長靴、ビンディングはつま先の方からアキレス腱のまわりにスプリングを渡した簡単なものだった。

島に来てからは、竹を焼いて屈曲させた自作スキーでお宮の裏山の斜面をひでっくんやあきら君と滑り落ちた記憶がある。やってる事は貧相かもしれないけど、ものすごく楽しかったんだな、きっと。

マイケルジャクソンが巨万の富を得ても手に入らなかったもの、自分は得ているんだ。