画像は娘のペット。よく見ると可愛い顔をしてる。
小中高校の帰りにはよく大きなため池のほとりを歩いた。ススキなどカヤに囲まれた、人間が草を踏み潰すからできた獣道のようなものだった。一歩踏み出すたびにバッタが驚いて飛び跳ねた。晴れた日はバッタ、トンボ、コオロギ、スズムシ。雨の日はたくさんのカエル。いつもにぎやかなものだった。
昆虫がたくさんいるものだから、当然ヘビもいた。アオダイショウ、ヤマカガシ、マムシ。ヘビを見つけると『あっ、ヘビだ!』と言いながらつい指さしてしまう。
これがいけない。ヘビを指さすと指が腐るらしい。しかし対策がないわけではない。誰かにその指を踏んでもらうと良いのだ。一人の場合は自分で踏む。これで大丈夫。
というわけで、私の指も、隣のひでっくんの指も今も無事である。
ついでに言うと、海にも危険があって、引き潮の海で遊ぶと高確率でハオコゼに刺された。刺されるとおしっこをかけると良いらしく、しばしばおしっこのかけあいになった。これも覚えておくと良い。年寄りは何でも知っているのだ。